ハーレーが他のバイクと根本的に異なるのは、カスタム仕様で販売したり買ったりすることを前提としている店舗が存在することです。本来、中古車市場ではその車種がノーマルの状態に近いほど価格が高騰するようになっています。以前の所有者の趣味が色濃く出ているモノを利用すると、その車種そのもののオリジナリティ性が下がってしまって価格に栄養を与えることがあるからです。
一方で、ハーレーの場合はカスタムショーというものが存在し、中古車市場でも見た目のカッコよさやデザイン性などを考慮に入れた相場が取り入れられています。そのため、他のユーザーから見て刺激的で評価が高いと判断されるものならば、一般的な車種の評価と比較して相場が高騰することも十分にあり得るわけです。他のユーザーからしてそのハーレーに試乗したいと考えさせることが出来れば勝ちであり、そうした客観的な評価を元に相場が決まっていることが良くあります。具体的なものとしては、一部分の人が良いと感じるものではなくライト層にも通じるような一般的な華やかさが好まれます。そうしたものは、専用の中古車ショップに行っても高い相場で取引が行われます。
一方で、カスタム部分であまり良くないところがある場合には、たとえハーレーであっても相場が落ちる傾向もあります。これは実際の店舗でもそのような傾向がありますので、このような観点からハーレーの購入を考えているのも一つの手段です。